電子水と水素水は何が同じで何が違うものでしょうか?

活性酸素を酸化還元してアンチエイジングなどに効果があるということでいうと、水素水が有名です。では電子水は水素水と同じものなのでしょうか? それとも違うものなのでしょうか?

水素水とはなにか

水素水は水素の含有率の高い水のことで、水素には体内の活性酸素を減少させる効果があります。酸化還元により活性酸素を減少させるという意味では、水素水と電子水は同じ効果があります。
活性酸素は老化の原因であるシミ、シワ、白髪などの美容阻害原因のもとになる物質で、水素水では、水素を摂取することによるアンチエイジングや生活習慣病の改善が期待されています。
水素はとても酸化しやすい物質で、人間の体内に取り込むと、体内で優先的に酸化します。わたしたちの体が酸化することにより老化が起こるので、わたしたちの体の代わりに水素が酸化してくれるというようにいえます。このような働きから、水素には炎症やアレルギー症状を抑え脂質代謝を改善する働きがあると言われています。
通常の水にも水素は含まれているのですが、水はすでに水素が酸化した状態のものなので、この状態で安定しており、このままでは体内で水素が酸素から離れて他の物質と酸化する抗酸化作用を期待することができません。そのため、特殊な製法によって水素の量を増やしたものが水素水なのです。

水素を作ること自体は容易なのですが、水素はすぐに酸化してしまうために、すぐに拡散してなくなってしまいます。そのため、水素水を作るというのは、水素水そのものを作る方法よりも、保存する方法に重点があります。
水素水を作るには、水に水素を充填してすぐにパックする方法と、水を電気分解して水の中の水素を取り出す方法があります。
パックする方法は水素を通さないアルミ素材でパウチされたもので、割高ですが、ちょっと試してみたいという人には最適でしょう。水を電気分解するタイプは家庭用の機材がありますが、その機材の初期コストが必要になりますが、ランニングコストを抑えることができます。

水素は酸化して拡散してしまいやすいので、水素水の効果は体内に入ってから数十分しか持続しません。そのため工場で作った場合はアルミパックに入れる必要がありますし、ご家庭で電気分解して作成する場合は、作成後すぐに消費しなければなりません。
なにせ数十分しか効き目のないものですので、一度にたくさんのむというよりも、こまめに補給するという飲み方が必要になります。

保存方法の比較

水素水の水素は非常に拡散しやすく、保存が容易ではありません。工場で作った場合は専用のアルミパウチに入れなければなりませんし、それを開封すると空気に触れてすぐに水素が拡散してただの水になってしまいます。水筒やペットボトルといった通常の容器に保存すると水素が逃げていってしまいます。
また体内に入ってからも数十分しか効果が持続しないのでこまめに補給する必要があります。そのため運動時の水分補給や外出先での飲用では一度に全部飲まずに半分飲んで、残る半分は後で飲むといった飲み方をしている人も多いのですが、水素水のとり方としてはそれで正しいのですが、半分飲んだ段階で、ボトルの半分は空気で満たされることになるので、その空気に残った水素水の水素が拡散してしまうという問題が生じます。

電子水は静電誘導によって水分子を振動させ、水分子のクラスターを小さくした水です。抗酸化作用という意味では水素水と同じですが、酸化を抑制するのが水素ではなく電子を供給した水になりますので、水素のように簡単に拡散しません。そのため、電子水は長期間酸化しない水であり、容器も選びません。
また電子水は水の分子集団(クラスター)が小さく、細胞膜を浸透する水です。水素水は効果のある数十分間の間に体に浸透する部分に効果があるので、胃腸や肝臓などに対する効果が認められていますが、電子水は効果が持続するので、もっと長時間かけて摂取した水分を利用する部分に効いてきます。それは具体的には血液であり、血液から酸素や栄養素を補給される全身の細胞です。
血液も身体の水分の大部分を占めます。血液の40%が赤血球などで、60%は血しょうと呼ばれる液体です。そして、その血しょうの90%は水分なのです。
長期間酸化しない、クラスターが小さい電子水を材料として作られた血液は、錆びないサラサラの血液となります。このサラサラの血液が身体全細胞に栄養素を運び、逆に体内の老廃物を運びだします。

加熱時の比較

水素水は加熱すると水素と酸素が結合して普通の水になります。常温で静かにおいている状態でも空気中に水素が拡散してしまうほど不安定ですので、加熱して分子運動が盛んになればさらに拡散しやすくなりますし、水素水を密封できる状態で加熱することは、研究室などではともかく、ご家庭の料理用などの設備では非常に難しいといえます。

電子水を加熱したり冷却したりすると、常温よりも電子量は少なくなりますが、極端な電子料の変化は生じません。
加熱に強いという特長のため、下記のような利点が生じます。

食べ物と電子水

調理には加熱が欠かせませんし、密封といっても鍋の蓋やせいぜい圧力鍋程度などで開放空間での水分の利用が必須になりますが、これらに強い電子水は調理に威力を発揮します。
炊飯に使用することで、お米にツヤと甘みが出て、さめてからも味が落ちません。
また、電子水は水分子のクラスターが小さいために細胞壁を浸透しやすく、細胞内部に作用しますので、野菜を電子水に20〜30分漬けておくと、鮮度が蘇り、適度な歯ざわりが復活しておいしく食べることができます。
また、電子水の発生機は水のボトルだけではなく他のものも置けるようになっていますので、果物に直接電波をあてて中の電子量を増やすことができます。そのため、スイカやバナナやみかんなどの果物に電子を与えることができ、甘みを増すことができると言われています。

アルコールと電子水

電子水発生機は水そのものではなく水分に影響し、また専用のボトル以外もセットすることができるため、日本酒や焼酎、ワインやウイスキーの瓶を置くことで、それらに直接電子を与えることができ、電子水と同様の効果を期待することができます。アルコール飲料に電子を加えると、中の水分が変化し、味がまろやかになりおいしくなります。また悪酔いを防ぐ効果もあります。

お風呂と電子水

電子水は加熱に強いことと、空気に触れる状態でも効果が拡散しにくいことと、経済的であることから、お風呂のお湯にも使うことができます。お風呂のお湯に電子水を使うと肌の細胞に直接作用し、肌がすべすべしてなめらかになります。

電子水と植物

電子水は細胞浸透力が強いのですが、細胞によって作られているのは人間や動物だけではなく植物もそうです。ですから鉢植えの水やりに電子水を使うと植物は生き生きとして色艶が良くなります。また切り花は長持ちして、花が生き生きとします。

電子水の利点

水素水と比較したときの電子水の利点をまとめると、

• 効果が持続するので体内に留まりやすく、血液や細胞にまで抗酸化作用が及ぶ。
• 保存しやすく、空気に触れている状況でも抗酸化作用力が落ちない。
• 加熱しても効果が持続する。
• 水そのものではなく、水分と含むものや細胞構造をもつものに直接作用できる。

ということになりますので、そのため飲用したときの効果だけでなく、調理やお風呂に使ったり、植物の水やりに使ったり、野菜や果物やアルコール飲料に直接作用させるということができます。